2013-01-01から1年間の記事一覧

公共図書館の本質

宮城県図書館に残る古典籍の多くは、青柳文蔵をはじめとし、仙台藩及び宮城県ゆかりの書物蒐集家の寄贈を受けて収蔵されたものである。先人の著作に学び、自身の思索や発見を加えて新たな著作を創り出し、家蔵書物と共に寄贈する、その連綿とした繋がりが公…

日本図書館文化史研究会で講演しました

演題「<青柳文庫>江戸時代における蔵書の蓄積と公的貸出」 早坂 信子概要 天保二年(1831)、仙台藩が青柳文蔵の蔵書献呈を受け入れ「青柳文庫」を開設し、藩吏が書式を定めて無料で個人貸出を始め、城下の人々が盛んにそれを利用したとき、それは近代公共…

<青柳文庫>の図書発刊(2013年8月20日)

『公共図書館の祖青柳文庫と青柳文蔵』 早坂/信子‖著 出版者。 大崎八幡宮(仙台) 出版年。 2013.8 シリーズ名。 国宝大崎八幡宮 仙台・江戸学叢書 50 ページと大きさ。 70p/21cm 分類。 NDC9 版:010.2123 内容細目。 青柳文蔵という人物 / 江戸の蔵書家達 / …